ボルト

BOLT-Testerは、衝撃加速度計を内臓したハンマでボルト、ナットを打撃して、そのときの反力の時間波形を測定する装置です。ボルト、ナットの場合、その応答が弾性挙動か塑性挙動かによって、健全性を評価します。

調査目的

アンカーボルト、トラックのホイールボルト、鋼橋のボルト・ナットなどの健全性検査

基本原理

アンカーボルトが健全に施工されていると、打撃によって多少「弾性変形」しますが、打撃終了後は元に戻ります。ボルトが健全であるほど、弾性変形に対する抵抗(弾性係数)も大きくなります。一方、ボルトが不健全な場合、打撃によってアンカーボルトを支える接着剤などに塑性変形が生じ、弾性係数の低下、波形の歪みが発生します。さらにボルトの結合が弱いと、打撃でボルトが動き、ボルト先端が母材に衝突して打撃力波形が双峰となる現象が発生します。BOLT-Testerは、このようなボルトの健全性と打撃力波形の関係をもとにアンカーボルトの健全性を判定します。

波形例

bolt1

健全なボルトの打撃力波形

波形はピークに対してほぼ対称な波形になります。ボルトの状態で、やや波形が乱れることはありますが、ピークが1つしかない波形となります。

bolt2

やや塑性変形を起こしたボルト

打撃力に対するボルトの反力に時間遅れが生じ、ピークがやや広がった波形となります。

bolt3

不健全なボルトの波形

打撃力に対する反力の発生に大きな時間遅れが発生し、ピークが双山の波形となります。

ボルト
03V4
iTECS-9

販売
代理店

上へ