基本原理

 ハンマでコンクリートを打撃すると、下図のような打撃力波形が得られます。波形はハンマに内蔵したセンサーで測定します。打撃力波形は、図のように2つの部分に分けることができます。打撃力が最大に至る波形の前半部分は、ハンマがコンクリート表面を押している過程です。この間、コンクリート表面では塑性変形、ついで弾性変形が進行します。後半部分は、弾性変形したコンクリート表面がハンマを押し戻し、元に戻る過程です。
 つまり、波形の後半部分ではコンクリートの弾性特性のみが反映されており、後半部分に着目するとコンクリート表面の劣化に影響されないコンクリート強度を測定することができます。前半部分と後半部分の比を求めるとコンクリート表面の劣化度合いを知ることができます。

hakei

打撃力波形の模式図


波形の前半部は作用領域で、コンクリート表面の塑性化などの情報が含まれています。
波形の後半部は反作用領域で、コンクリート自体のバネ係数が反映されています。

ZR=強度指標値(STR)(単位:N/mm2)

ZA/ZR=劣化指標値(INDX)

ローカルピーク数=剥離指標値(STAT)

wave_sample
健全波形
表面劣化波形(左右非対称)
剥離波形(左右の広がり)
重症剥離波形(複数ピーク)

測定方法・測定画面

[測定値の確認と測定点の決定]

測定装置は、測定サイト番号を決定した後、最初「LOOK UP」モードになります。このモードでは 過去の測定値を確認することができます。カーソルボタンを押して、測定点を移動します。 過去に測定データがある測定点では、測定値(平均値)が表示されます。測定データがない測定点では、値は表示されません。 この測定点で決定ボタン(Dボタン)を押すと、その位置での測定ができるようになります。測定データがあるところでDボタンを 押すとデータ消去モードになります。

[強度推定]

同一測定点で20回以上測定を続けると、強度推定モードとなります。このモードでは、平均値と20%レンジを計算し、その範囲から外れるデータを除外して新しい平均値を 計算し、これをデータとして表示します。次からの打撃では、新しい平均値に対する変動幅か20%レンジ内のデータを有効とします。実際の測定データは、すべて本体内の メモリに記録されています。

sample

操作画面例

土木部


●ARIC
農業農村整備民間技術情報データベース


登録:2006年11月21日
登録番号
:261


詳細はこちら >>

●北海道新技術情報提供システム


登録:2006年9月20日
登録番号
:20060015


詳細はこちら >>

販売
代理店

上へ